9月の「親と子の土曜朗読会」予定
毎週土曜日 午前10時-11時 会場:建長寺 正受庵
-
9月7日
偉人シリーズ5 「江戸時代屈指の名君 上杉鷹山」
朗読とお話 今田忠彦
1751年日向国(現宮崎県)に生まれた鷹山は17歳で米澤藩主になり、財政破綻寸前の藩を救いました。「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」という歌を残しています。
-
9月14日
詩の朗読をピアノの響きに乗せて「初秋」
朗読とピアノ:倉本洋子
谷川俊太郎の「9月のうた」のほか、西條八十に師事して数々の賞を受賞し、今年八月に95歳で亡くなった詩人新川和江の「わたしを束ねないで」もピアノの音色とともに朗読。
-
9月21日
エッセイを楽しむ 里見弴「はじめとおわり」
お話:伊藤玄二郎
鎌倉文士の重鎮、里見弴が九十四年の生涯で出会った「はじめとおわり」を読みときます。
-
9月28日
1000回記念 特別プログラム
*特別プログラムのため、会場と開始時間が異なります。
会場:建長寺 法堂(はっとう) 開演:10:30(開場10:00)終了予定12:00
申込不要 無料(建長寺入山料は必要)
―プログラム―
「古事記 あめつちのはじめ」
朗誦/大小田さくら子 笙/東野珠実
小泉八雲「若返りの泉」
朗読/中﨑圭子 パーカッション/シン・岡部
「ヒラルちゃんとあさひくん」(原作:遠山敦子)
朗読/長井知茅 山﨑晴日 渡邉瑞紀 ピアノ/倉本洋子
特別ゲスト:コルクット・ギュンゲン駐日トルコ共和国大使
遠山敦子(元駐トルコ日本大使・文部科学大臣)
芥川龍之介「蜘蛛の糸」
朗読/牧三千子 声明/齊川文泰
*予定は都合により変更になることがあります。
- 場所:建長寺・庭園の裏手、正受庵です。
(唐門手前を左に、半僧坊の方へお進みください。看板が出ているのですぐわかります)
- 日時:毎週土曜日 10:00-11:00(どなたでも自由に参加できます)
- 朗読:原良枝さん、大小田さくら子さん 他
- 解説:星槎大学教授・伊藤玄二郎さん
- 入場無料(入山料は別途必要となります)、申込み無用
- 問合せ:日本語の美しさを伝える会・0467-24-7223
毎週開催して、17年目を迎えました
毎週土曜日の朝10時から11時まで、建長寺の敷地内にある正受庵で「建長寺 親と子の朗読会」をやっています。
ボランティアの大学生等が中心となって運営している会です。みんなで大きな声で般若心経を読んで5分間坐禅をし、その日の作品解説と朗読を聞きます。そして最後にお茶とお菓子で、参加者やスタッフの交流を深めています。
2005年にはじまり、今年で19年目、9月28日に1000回を迎えます。時にゲストを迎えてスペシャル朗読会も催されます。自作について、作家の角野栄子さんに『魔女の宅急便』、漫画家のやなせたかしさんに『あんぱんまん』、作家の三木卓さんに『ぽたぽた』を、作家井上ひさしさんに「読書の楽しみ」を、話していただきました。
子どものための会かと思われがちですが、毎回大人の参加者も多く、改めて「ことば」のもつ力の素晴らしさを感じる会です。自由参加なので、初めての方も気軽に参加できます。毎週土曜日、休まず開催しています。たまには早起きをしてぶらっと出かけてみては。
※建長寺の土曜朗読会は、「出張朗読会」と称して全国各地で朗読会も開いています。
朗読会に関するお問合せは、問合せフォームからご連絡ください。
[解説]星槎大学教授:伊藤玄二郎
エッセイスト。かまくら春秋社代表。日本の言葉と文化を軸に様々な国際活動をしている。著書に『風のかたみ』『末座の幸福』『氷川丸ものがたり』対談集『言葉は躍る』『風のかなたへ』など。
この看板が目印
- 主 催:大本山建長寺、NPO 法人 日本語の美しさを伝える会
- 企画制作:かまくら春秋社
まずは読経と坐禅。歴史ある建長寺の中で坐禅できる貴重な時間です
朗読。映像がない分、集中力が必要。子どもたちもじっと耳をすまして聞いています