3月の「親と子の土曜朗読会」予定
毎週土曜日 午前10時-11時 会場:建長寺 正受庵
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3月2日
自作エッセイを語る「徒食の旅つれづれ」
朗読:志賀茂子 お話:伊藤玄二郎
徒食の旅は、下田、大分、鹿児島へと続く。三味線貝からE・S・モースに、天城の蕎麦は下田条約からピエール・ロティ、鹿鳴館へと飽くなき舌は歴史をも遡る。
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3月9日
はげマロ・一座の腹話術
腹話術:工藤章
「笑いは命の格安サプリメント」とアピールする演者が政治を斬り、社会のユガミをアブリ出す。人形とのかけ合いは爆笑また爆笑。子どもからお年寄りまで楽しめる公演。
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3月16日
創作「詩の朗読とダンス、打楽器との共演」
朗読:わたなべみずき ダンス:長井知茅 打楽器:シン・岡部
小学生から朗読会に参加していた2人は大学生となり詩とダンスでコラボ。打楽器奏者のシン・岡部さんが加わる。創作フュージョンの世界へ。
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3月23日
春の俳句をよんでみよう
朗読:長井直子
古今の俳句を取り上げ、その作品の魅力を朗読。さらに当日の参加者も自ら俳句づくりに挑戦。誰もが俳人になれる!
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3月30日
森鴎外「高瀬舟」
朗読:宮内啓子 笙:東野珠実 解説:伊藤玄二郎
「高瀬舟」は明治時代を代表する美しい文章である。しかし作品は鴎外の来し方やまた安楽死について考えるなど、今に通じるテーマが含まれている。朗読と笙のハーモニーはいかに。
*予定は都合により変更になることがあります。
- 場所:建長寺・庭園の裏手、正受庵です。
(唐門手前を左に、半僧坊の方へお進みください。看板が出ているのですぐわかります)
- 日時:毎週土曜日 10:00-11:00(どなたでも自由に参加できます)
- 朗読:原良枝さん、大小田さくら子さん 他
- 解説:星槎大学教授・伊藤玄二郎さん
- 入場無料(入山料は別途必要となります)、申込み無用
- 問合せ:日本語の美しさを伝える会・0467-24-7223
毎週開催して、17年目を迎えました
毎週土曜日の朝10時から11時まで、建長寺の敷地内にある正受庵で「建長寺 親と子の朗読会」をやっています。
ボランティアの大学生等が中心となって運営している会です。みんなで大きな声で般若心経を読んで5分間坐禅をし、その日の作品解説と朗読を聞きます。そして最後にお茶とお菓子で、参加者やスタッフの交流を深めています。
2005年にはじまり、今年で17年目、800回を超えました。時にゲストを迎えてスペシャル朗読会も催されます。自作について、作家の角野栄子さんに『魔女の宅急便』、漫画家のやなせたかしさんに『あんぱんまん』、作家の三木卓さんに『ぽたぽた』を、作家井上ひさしさんに「読書の楽しみ」を、話していただきました。
子どものための会かと思われがちですが、毎回大人の参加者も多く、改めて「ことば」のもつ力の素晴らしさを感じる会です。自由参加なので、初めての方も気軽に参加できます。毎週土曜日、休まず開催しています。たまには早起きをしてぶらっと出かけてみては。
※建長寺の土曜朗読会は、「出張朗読会」と称して全国各地で朗読会も開いています。
朗読会に関するお問合せは、問合せフォームからご連絡ください。
[解説]星槎大学教授:伊藤玄二郎
エッセイスト。かまくら春秋社代表。日本の言葉と文化を軸に様々な国際活動をしている。著書に『風のかたみ』『末座の幸福』『氷川丸ものがたり』対談集『言葉は躍る』『風のかなたへ』など。
この看板が目印
- 主 催:大本山建長寺、NPO 法人 日本語の美しさを伝える会
- 企画制作:かまくら春秋社
まずは読経と坐禅。歴史ある建長寺の中で坐禅できる貴重な時間です
朗読。映像がない分、集中力が必要。子どもたちもじっと耳をすまして聞いています