トップページ > 建長寺 親と子の土曜朗読会
休むことなく、もうすぐ200回を迎えます
毎週土曜日の朝10時から11時まで、建長寺の敷地内にある同契院で「建長寺 親と子の朗読会」をやっているの、ご存知ですか?
ボランティアの大学生が中心となって運営している会です。みんなで大きな声で般若心経を読んで5分間坐禅をし、その日の作品解説と朗読を聞きます。そして最後にお茶とお菓子で、参加者やスタッフの交流を深めています。
朗読は逗子在住の女優・牧三千子さん、そして解説は関東学院大学の伊藤玄二郎教授。
2005年にはじまり、今年で4年目、もうすぐ200回を迎えます。時にゲストを迎えてスペシャル朗読会も催されます。いままで作家の角野栄子さんに『魔女の宅急便』、漫画家のやなせたかしさんに『あんぱんまん』、そして150回記念では作家の三木卓さんに『ぽたぽた』を、それぞれ自作について話していただきました。
子どものための会かと思われがちですが、毎回大人の参加者も多く、改めて「ことば」のもつ力の素晴らしさを感じる会です。自由参加なので、初めての方も気軽に参加できます。毎週土曜日、休まず開催しています。たまには早起きをしてぶらっと出かけてみては。
※建長寺の土曜朗読会は、「出張朗読会」と称して全国各地で朗読会も開いています。朗読会に関するお問合せは、問合せフォームからご連絡ください。
国立音楽大学音楽科卒。1997年よりイタリアの演劇学校に3年間留学。舞台を中心に活躍。ロシアやフィンランドなど、海外でも日本の名作朗読を行っている。建長寺・親と子の土曜朗読会では、初回から朗読を担当。
エッセイスト。リスボン工科大学客員教授。かまくら春秋社代表。日本の言葉と文化を軸に様々な国際活動をしている。著書に『風のかたみ』『末座の幸福』対談集『言葉は躍る』など。
同契院の入り口。朗読会の日は朝からにぎやかです
目印の看板。この看板の右手に同契院があります
朗読会の「看板犬」イボー。テレビデビューもしました!
まずは読経と坐禅。歴史ある建長寺の中で坐禅できる貴重な時間です
牧三千子さんによる朗読。映像がない分、集中力が必要。子どもたちもじっと耳をすまして聞いています
100回記念は、建長寺本堂で『蜘蛛の糸』の朗読と天台声明のコラボレーション。200名もの参加者でした。
遊びに来てくださった、やなせたかしさん。オリジナルの「手のひらを太陽に」を聞かせていただき、大感激!